2013年11月9日土曜日

信長のシェフ 総評

前代未聞の戦国グルメ漫画!!信長の出す難題に、現代の料理人が立ち向かう!

信長のシェフ 1 (芳文社コミックス)
著:梶川卓郎 原作:西村ミツル
連載期間:2011〜連載中
ジャンル:ファンタジー
ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★★☆
画力:★★★☆☆
管理人のツボ:★★★★☆
総合評価:★★★★☆

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-あらすじ-
料理人ケンは、戦国時代にタイムスリップし、記憶を失ってしまう。間者と思われ斬り殺されそうになり、川へ飛び込んで逃げた瀕死のケンを助けたのは、夏という女性の刀鍛冶。
自分の過去も、現代人であることも思い出せないケンだが、料理の技法や料理に関連する記憶だけは残っており、まだ蒲焼しか調理法が無いウナギを開いて白焼きにする。京の都で評判になったケンを、織田信長は自分の料理頭に取り立て、数々の難題を申しつける。材料も調味料も無い中、ケンは創意工夫で乗り越えていく。

-感想-

今回取りあげる漫画は、”信長のシェフ”です。
ドラマを見て知ったという方も多いのではないでしょうか。
今作はいわゆるタイムスリップものでして、
現代の料理人ケンが戦国時代にタイムスリップして、
織田信長お抱えの料理人として活躍するお話です。
毎回ケンが無理難題に頭を悩ませながらも、思考を巡らせ正解を導き出す姿は読んでてスっとします。
そして信長も決して意地悪で難題を出しているわけではないことが後々わかっていきます。

西村ミツル、梶川卓郎「信長のシェフ」1巻 P82




ストーリーはどんな感じかと言いますと・・・
主人公のケンが目を覚ますと、そこは戦国時代。
記憶を失い何も分からぬ中、間者と間違われ殺されそうになったケンは、川へ飛び込みなんとか一命を取り留めます・・・が、
そんな生きるか死ぬかの瀬戸際で、なんとケンはうなぎを捕まえていました。(笑)
一体どんな神経してるんでしょう・・・
その様子を近くで見ていた女性の刀鍛冶・夏はケンのことをえらく気に入り、自分の家へと招きます。

西村ミツル、梶川卓郎「信長のシェフ」1巻 P12

それからしばらくの間、ケンは夏のもとで暮らしながら近所の人たちに料理を振舞ったりしていましたが、
次第にケンの作る料理は京の町で評判となり、その噂を聞きつけた信長が、ケンを料理人として連れて行きます。
そして岐阜城へ着くやいなや、現役の料理頭と料理勝負をさせられることに。
西村ミツル、梶川卓郎「信長のシェフ」1巻 P12





「ケン、生き延びたければうまいものを作れ。」
「自分の腕に命を懸ける覚悟ができるか。」

そう、負けた方は殺すと言うのです。
さすが信長。
恐ろしい・・・


まあなんやかんやありまして、正式に信長専属の料理人となったケンは、
普段の信長の食事を作るだけでなく、
戦場や交渉の場にも送り込まれ、料理で信長の期待に答えていきます。
そしてケンも、史実とは違う信長の本当の姿を知るうちに、
信長の夢の為に命を懸けても良いと思い始めます。

西村ミツル、梶川卓郎「信長のシェフ」2巻 P95



このシーンはアツかったなぁ。

まあストーリはこんな感じです。
管理人は夏さんが大好きなので、この二人の恋の行方も気になるところです。




西村ミツル、梶川卓郎「信長のシェフ」1巻 P142


んー、夏さん可愛いですね(笑)
この二人の関係は見ていて微笑ましいです。
現世のケンに恋人がいなければいいのですが・・・


とまあ、そんなこんなで信長のシェフでした。
戦国グルメ漫画という新ジャンルですが、なかなか面白いですよ!


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